【マスターズ】アダム・スコットが明かす松山とのエピソード「うまくなりたい気持ちは言葉の壁を越える」

アダム・スコット(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ11日(日本時間12日)発】海外メジャー「マスターズ」最終日(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)、通算11オーバーの54位でフィニッシュしたアダム・スコット(40=オーストラリア)が若き日の松山英樹(29=LEXUS)について語った。

2人は2013年の「プレジデンツ杯」に世界選抜として出場し、コンビを組んだ間柄。当時、松山はまだ日本ツアーを主戦場とするプロ1年目で、スコットは半年前に「マスターズ」初制覇を果たしていた。

「彼と彼の当時のキャディーとは何度も食事に行きました。ヒデキは自分がやるべきすべてを学ぶことにすごく興味を持っていました」

松山は今も通訳を通してインタビューに答えており、英語が堪能ではないはずだが「うまくなりたいという気持ちは言葉の壁を越えます。シャイな性格も隠してしまうんです」と積極的に質問があったことを明かした。

「日本のファンは熱狂的で彼らの前でプレーすると私もエネルギーをもらいます。グリーンジャケットを持ち帰ったヒデキがどんな経験をするんでしょう」

オーストラリア人初の「マスターズ」覇者であるスコットは日本人初制覇の松山を心から祝福している。

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