【NBA】渡辺雄太はスリーポイント2本などで8得点 ラプターズはニックスに敗れる

渡辺雄太

11日(日本時間12日)の米プロバスケットNBAでトロント・ラプターズは敵地でのニューヨーク・ニックス戦に96―102で敗れた。渡辺雄太(26)は15分35秒出場して8得点、3リバウンドと3スチールを記録した。

前日は敵地でのクリーブランド・キャバリアーズ戦に135―115と快勝したラプターズは、移動日なしでの連戦。第1クオーター(Q)で16―27と差をつけられる苦しい立ち上がりとなる。

渡辺は第2Qにカイル・ローリー(35)のパスを受けて右45度とゴール正面からのスリーポイントシュートを続けて決めたものの、ラプターズは42―56と差を広げられて前半を終える。

それでも第3Qを終えて76―78の2点差に追い上げ、渡辺は第4Qの開始から出場。残り10分にはスリーポイントエリアからドリブルで切れ込んでのシュートを決め、ラプターズは81―80と逆転に成功した。

この後はリードが入れ替わる展開で、96―98と2点ビハインドだった残り15秒にローリーがスチールから速攻に持ち込み同点、あるいは逆転の絶好のチャンスを作る。

ところが、パスを受けたパスカル・シアカム(27)が1回ドリブルした後に方向を変えようとした際に一度両手でボールを持ち、さらにドリブルを続ける「ダブル・ドリブル」で痛恨のターンオーバーで万事休すとなってしまった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社