「コントが始まる」有村架純&古川琴音の“姉妹カット”が公開

日本テレビ系で4月17日スタートの連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10:00)で、有村架純と古川琴音が演じる中浜里穂子&つむぎ姉妹の場面写真が解禁された。

菅田将暉が主演を務める本作は、「あのころ」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う、その生きざまを描いた、金子茂樹氏脚本による青春群像劇。

菅田のほか、この世代を代表する有村、神木隆之介、仲野太賀、古川という豪華なキャスト陣が集結。高岩春斗(菅田)、朝吹瞬太(神木)、美濃輪潤平(仲野)は、売れないお笑い芸人のトリオ・マクベスを組んでおり、そんな芸人の3人がネタ作りにいつも集うファミリーレストランのウエートレス・中浜里穂子を有村、その妹・つむぎを古川が演じる。タイトルの通り、毎話ドラマのトップシーンがマクベスのコントから始まり、この冒頭のコントが残りの物語の重要な伏線としてつながるという、異例の構成も見どころとなる。

今回公開されたのは、一流企業と順風満帆の人生を歩んでいた里穂子が、ある日瀕死のところをつむぎに発見される場面。つむぎは、地元で何をするでもなく普通の日々を過ごしていたが、東京に住む姉が、ある日音信不通状態であることを知る。かつての優等生である姉からは想像できない姿で発見したつむぎは、以来姉の世話をするという名目で上京。スナックで働きながら姉との同居生活を送っている。

妹に発見された里穂子は順調に回復し、現在はファミレスでアルバイトができるまでになっている。里穂子は、彼女のバイト先であるファミレス「メイクシラーズ」に通う常連3人組が、お笑いコントグループだということを知るところから、物語は徐々に動き出していく。どうやって里穂子は、3人がマクベスというグループ名であることを知ったのかは、第1話の放送で明らかになる。

また、つむぎは、スナック「アイビス」でバイトをしているが、今回女優に初挑戦する松田ゆう姫との2ショットも初公開。スナックのママと店員の関係性が垣間見える1枚となっている。

売れないお笑いトリオ・マクベスでツッコミを担当する春斗が、結成10年を前にある決断を迫られていた。一方、1年半前に訳あって会社を辞めた里穂子は、今では妹のつぐみと同居しながらファミレスでウエートレスをしているフリーター。常連のマクベスの3人、春斗、瞬太、潤平がネタ作りに励む姿を見るうちに、隠れファンとして活動を追うようになっていた。しかしその日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのは、トリオ解散という重大発表。呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられる。失敗が許されない世の中で、「大失敗」の人生を送る若者たち。この出会いが、彼らの人生にともる新たな希望の始まりだった。

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