Aぇ! group、大阪万博に向けた実験バラエティーでよゐこと共演。「僕らはギラギラ感が魅力! NGなしで頑張ります」

関西ジャニーズJr.のユニット・Aぇ! group(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉)と、お笑いコンビ・よゐこ(有野晋哉、濱口優)が、MBSで4月17日にスタートする「関西ジャニ博」(土曜深夜1:30、関西ローカル)のリモート会見に出席した。

同番組は、関西の街を舞台に、関西の人々を巻き込んで展開する“全編オールロケーション”の実験・調査バラエティー。2025年の大阪・関西万博に向けて、よゐことAぇ! group がさまざまな実験・調査を行うことで“最先端技術”を自らの中に「取り入れる(=インストール)」。よゐこがAぇ! group の個性を深掘りし導く形で、“最先端アイドル”を目指していく。

Aぇ! groupとよゐこは今回が初共演。よゐこは「Aぇ! groupの存在は知っていたけど、初めて会ってみて、バラエティーの基本が分かっていて頼もしい」と言う濱口に対し、有野は「男性グループに興味がないので、名前も知らなかった」と明かし、「ロケをしてみて、(Aぇ! groupと共演経験のある)ますだおかだの岡田(圭右)の癖がついてるなと思った」とそのリアクションの良さに驚いた様子。

一方のAぇ! groupは、小島が「最前線で活躍されているよゐこさんとできるのが楽しい。移動中も気さくに話してくれて、今後もっと仲良くなれそう」、草間は「(テレビ朝日系で放送していた『いきなり!黄金伝説。』の)『獲ったどー』のイメージが強かったけど、会ってみると、近い距離でしゃべってくれる感じで、僕らが気負うことなくできるように進めてくださって、やりやすくてありがたい」、正門は「テレビで見ていたのと印象が同じで、純粋に楽しいです。これから仲良くなって、一緒にご飯に行きたいです」、福本は「僕はゲームも好きなので、その印象も強くて、『わぁ、実在するんや! 本物を見た!』って感じでした。レジェンドなので最初は(自分の中で)壁があったけど、実際にしゃべったらゲームや漫画の話とか、話が合うことが多くて親近感が湧きました。バラエティーでの姿を盗んでいきたい」とコメント。

さらに、末澤は「『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)を見ていたので、その人たちと一緒にできるんだってうれしくて。スタッフさんからお二人は人見知りだって聞いていたけど、そんなことなくて、話しかけてくださってありがたかったです」、佐野は「僕も『獲ったどー』のイメージで、無人島に行ったり、サバイバル飯を作ったりしていて、子どもの頃に『うわ、俺もこんなことしてみたい!』と憧れていた。近所のお兄さん的に見ていたのに、もう50歳手前と聞いてびっくり。(濱口が「年齢言うなや!(笑)」とツッコむ)もっとスッとされているかなと思ったけど、冒頭で僕が暴走少年の部分を見せたら、濱口さんが、大きな声を出してくれて。僕らに近い距離感で接してくださって、初回から僕らのいろんなキャラクターや、まだ知らない僕らの一面を引き出してくださってすごく楽しいです」とそれぞれ初共演の感想を話した。

また、収録で感じたAぇ! groupの魅力を聞かれたよゐこは「それぞれ個性があって、タイプの違う面白さがある」と話し、「リーダー(小島)はうっすい名言集が飛び出して、1周回って面白くなりそう。リチャードは、給料日前は団子汁を食べているらしいし、誠也はテンションが上がると声が高くなって怒られる、大晴は折れない心でギャグを繰り出すし、晶哉の暴走少年ぶりを発揮して、オープニングでいきなりバック転をしてくれた。そして、正門の無個性ですね」とメンバー一人一人に言及。特に気になる人物には正門の名前を挙げ、ジャニーズとしてのカッコよさを押し出さない、笑いにどん欲なメンバーの中で、唯一普通っぽさがある人物で「僕らが正門の面白さを引き出していければ」と語った。

本番組は、MBSでの放送のほか、TVer、GYAO!、MBS動画イズムで見逃し配信を実施。月1回日曜(午後0:54)には、1時間のダイジェスト版も放送される。

まだAぇ! groupについて知らない視聴者に、どんな部分をアピールしていきたいか尋ねると、小島は「関西ジュニアには、なにわ男子、Lil かんさいなどグループがいろいろできているんですけど、その中でも僕らは、関西ジュニアの伝統である、関ジャニ∞、ジャニーズWESTが残してくれているギラギラ感や、バラエティーでリアクションをしたり体を張る系の部分を引き継がせてもらっています。全番組共通して“最後までやりきる”という心底ギラギラした感じは、Aぇ! groupにしかない魅力だと思っているので、そこを見てほしいです!」と力強く語ると、有野は「ギラギラ感はすごいあるよね。もう何もないのに前に出てくるもんね! 出てきた!と思ったら、『あ、何もない、この子!』っていう(笑)。僕らが試されているのかと思った」と収録での様子を暴露。続けて小島が「体を張るのは慣れてるんですけど、毎回新鮮にできます(笑)。僕らとよゐこさんの『ジャニ博』はNGなしで頑張っていきます」と宣言。

すると濱口が「僕らにはNGがあるかも」とすぐさま否定し、そんな濱口の言葉に、驚くAぇ! groupの面々。末澤が「でも、Aぇ! groupは、“死ぬ以外はNGなし”なので!」と体当たりで臨むことを重ねて誓うと、よゐこは「それ、うち(松竹芸能)のクロちゃん(安田大サーカス)と一緒やで」(濱口)、「家に来てもいいし、目隠しをしてどこかに連れて行ってもいいし、『死なないならどうぞ』ってマネジャーが言っている」(有野)と笑った。

そして、濱口は「ご時世柄かもしれないですが、最近のバラエティー番組で大声を張り上げることってあまりなかったんですけど、久々に若い子と一緒にやるので、喉スプレーを持ちながらやっています。喉のケアをしながら(笑)。『行くぞー!』って感じの番組は最近はなかなかないので、そういう番組にしていきたいです」、有野は「いろいろなジャニーズの人と絡んできたので、そこから僕が吸収したものを全部教えたいなと思っています」と意気込みを話すと、「お~!」と盛り上がるAぇ! group。

しかし、濱口からそこまで共演していないことをバラされた有野は「そんなにしてません」とすぐに白状するも、「“ジャニーズとはなんぞや”っていうのを全部教えようと思っています」としれっと口にし、「『VS嵐』(フジテレビ系)で嵐と楽屋で……何もしゃべってへんな」とポツリ。濱口から「ニノ(二宮和也)とゲームの話しだけしてた(笑)」とバラされていた。

また、小島が「Aぇ! groupとよゐこさん、8人の空気感を僕ら自身もめちゃめちゃ楽しんでいて、素になって、もちろんカメラはあるんですが、あまり気にしていない。失礼な言い方かもしれませんが、“2個上の先輩”くらいの感じ。(よゐこが「失礼やなー(笑)」とはさみ)そのぐらい素で楽しんでいる空気感を、カメラ越しに共有できたらなと思います」と話すと、草間も「2個上の先輩みたいな空気感はあるので、後輩っぽい僕らが見られる気がします。ずっと体を張るというよりも、アイドルっぽい一面だったり、いろいろな僕らの一面が見れる番組だと思います」と続き、佐野は「よゐこさんと共演させていただいて、キラキラアイドルな部分を見せられたり、よゐこさんを見て感じる親しみやすさなど、よゐこさんに勉強させてもらえる部分があると思うので、親しみやすい番組にしていけたらなと思っています」と意欲を燃やす。

正門は「地元関西出身のグループなので、地元のいろいろな発見があって、大阪・関西万博に向けて大阪を盛り上げていこうという企画。それに対する僕らの好奇心や興味を、『なんやこれは?』と言いながら面白がって楽しんで、気付いたら収録が終わっていた…そんなアットホームな空気感をぜひ味わっていただきたいです」、福本は「最先端技術を紹介したり、僕らとよゐこさんでバラエティーの面白さを出していって、全世代の方に見ていただける、誰も置いていかない番組にしたいです。全国の方に見ていただけますが、関西でやってるので、関西のうるささみたいなものを出していきたい。よゐこさんもめっちゃ声が大きいので(笑)、関西のうるささ、ガチャガチャ感みたいなものを全国に出していきたいなと思います。それから、僕のギャグはAぇ! groupの武器やと思います!」と熱くコメント。

末澤が「大阪・関西万博に向けてやっている番組はこの番組が一発目で、ほかにはないので、この番組をきっかけに最先端技術もそうですし、僕たちAぇ! groupもそうですし、大阪・関西万博にも興味を持ってくれる方が増えればいいなと思います。そこに向けて、盛り上げていきたいです」と話すと、「最終的には万博の中でAぇ! groupのパビリオンが1個ほしいもんね」と有野。それに対し末澤が「その時はよゐこさんも一緒に!」と呼びかけると、有野は「俺、受付やるわ!」と応じて笑わせた。

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