「珈琲いかがでしょう」に一ノ瀬ワタル、山田真歩、池谷美音、野間口徹、松本若菜、光浦靖子が登場

テレビ東京系の連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」(月曜午後11:06)の4月26日放送・第4話は、コーヒーにまつわる苦悩を抱える人々を描いた「ガソリン珈琲」「ファッション珈琲」の2編をおくる。同話のゲストで、一ノ瀬ワタル、山田真歩、池谷美音、野間口徹、松本若菜、光浦靖子が出演する。

ドラマは「凪のお暇」などで知られるコナリミサト氏による同名漫画が原作。監督・脚本を映画「かもめ食堂」(2006年)などで知られる荻上直子氏が担当し、移動コーヒー店「たこ珈琲」を営む主人公・青山一(中村倫也)がさりげない言葉で人々を癒やす、優しくもほろ苦い“人情珈琲群像劇”が描かれる。

パンクしたワゴン車を修理するため、青山がガソリンスタンドに立ち寄ることから物語が始まる「ガソリン珈琲」。一ノ瀬が、そのガソリンスタンド店主で青山の知人でもあるゴンザを演じる。

一ノ瀬は「青山と過去を共に過ごし、現在は父親としての立場の責任、過去の友情、家族の幸せを守るという役。葛藤しましたが、温かい雰囲気の現場で、リラックスしながら演じることができました。そして、今回の『ガソリン珈琲』は、原作にはないオリジナルストーリーとなっておりますので、楽しんでいただければうれしいです」とコメント。そのゴンザと共にスタンドを切り盛りする妻役の山田は「森義隆監督から『この役はぜひ山田さんで』と言っていただいたそうで、うれしかったです。夫役の一ノ瀬ワタルさん、娘役の池谷美音さんとの掛け合いは笑いが絶えませんでした。親子3人の和やかな(?)雰囲気が伝わったらうれしいです」と語る。そんな2人の幼い娘・織江役の池谷は「監督が『役作りせずそのまま子どもらしくね』と教えてくれたので、楽しくやってみようと思いました。幼稚園で習ったダンスを踊ったり、ママ役の女優さんのお芝居をまねっこしたり、いつもの美音で元気に頑張りました」と報告。

ガソリンスタンドに時々給油しに来る不愛想なトラック運転手・菊川貞夫役を演じるのが野間口。「台本をいただいた時、この役は僕でいいのだろうか?と一瞬たじろぎました。ですが、お相手が信頼する中村倫也くんだし、何やっても受け止めてくれるだろうと、すぐに安心を取り戻しました。監督も、とても丁寧に撮ってくださったので、非常に楽しみです。視聴者の方々の感想が待ち遠しくて仕方ありません」と明かした。

そんな菊川の妻・マリ役に松本。「何かに希望を託すこと。人は時に願掛けをして願いをかなえたいと強く思うことがあります。私自身も大好きな物を断って願いがかなうならと考えたことがあります。その時は本気で信じてすがる思いだったのをはっきりと覚えています。私の出演している回は、そんなお話。コーヒーのいい香りに包まれながらの撮影でした。どんな役だったかはご覧いただいてからのお楽しみということで」と含みをもたせた。

さらに、青山が幻のコーヒー豆を届けに訪れるカフェが舞台となる一遍「ファッション珈琲」で、カフェの店主であり、元バリスタチャンピオンとしてコーヒー界では有名なモタエに光浦靖子が扮(ふん)する。

「うれしいです。コーヒーも好き、原作も好き、中村さんも好き、夏帆さんも好きだから。ちょっと上の年齢の役ですが、現在歯列矯正中で、しゃべり方がハグハグしておりまして、それが役とマッチしてくれたら、これ幸いです」とメッセージを寄せている。

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