鷹投手陣が総力結集!エース・千賀離脱の穴埋める!!

6日の日本ハム戦で左足首の靱帯を損傷した千賀

ソフトバンク投手陣が総力を結集してエースの穴を埋める。

千賀滉大投手(28)が6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で左足首の靱帯を損傷して長期離脱を余儀なくされた。それでも緊急事態にチームが底力を見せるのが鷹の強み。札幌・仙台遠征は4勝2分けで乗り切り、今週は先発ローテを再編してオリックス、西武との6連戦に臨む。

中9日で14日のオリックス戦(ペイペイドーム)に回るベテラン・和田は「一番悔しく、つらい思いをしているのは千賀」。こう話した上で「戻ってきたときにいい位置にいないといけない。自分一人では千賀をカバーすることは無理なので、先発だけでなく中継ぎも含めて、投手陣全体でカバーをできたらいいなと思う。彼が責任を感じるような投手陣でないようにやっていけたらと思う」と力説した。

中5日で千賀に代わって週の頭となる13日の同カードに先発する笠谷も師匠・和田の言葉に続いた。「同じ意見です。火曜日なので、なるべく長いイニングを投げたい」と気迫を込めた。

11日の楽天戦(楽天生命パーク)はブルペンデーとなったが選手層は豊富だ。ファームにも先発候補が控える。森山投手コーチは来日3年目のスチュワートと二保の名前を挙げると「そこに(3月28日に来日した)マルティネスとか(来日を控える)レイが入って来れば。千賀の代わりはすぐには難しいかもしれないが、ある程度ゲームをつくれる選手がでてくるのかなという期待はしている」と青写真を口にした。

一時は5連敗を喫しながらも、貯金3と再び軌道に乗ってきたソフトバンク。ここからもエース不在を感じさせない戦いを続ける。

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