タイの元留学生、中国でレストラン経営 両国の交流促進願い

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タイの元留学生、中国でレストラン経営 両国の交流促進願い

タイの伝統的なドレスを着た陳美妮さんと陳さんのタイ料理レストラン。(2020年10月28日撮影、南寧=新華社配信)

 【新華社南寧4月12日】タイ北部、ラムパーン県出身の華人、陳美妮(ちん・びじ)さん(30)は現在、中国広西チワン族自治区南寧市でタイ料理レストランを経営している。

 タイで中国語を専攻していた陳さんは10年前に広西大学へ留学し、2015年、同大大学院を卒業。その後しばらく同市の貿易会社でアシスタントとして働いていたが、ある時偶然に、友人からタイ料理レストランを立ち上げないかと誘われた。

タイの元留学生、中国でレストラン経営 両国の交流促進願い

来店した客にタイの代表的なスープ、トムヤムクンの作り方を教える陳美妮さん(左)。(2月10日撮影、南寧=新華社配信)

 陳さんは、同市へ留学した当時、タイ料理レストランが数えるほどしかなく、タイ料理を食べるには何度もバスを乗り継ぐ必要があったと振り返る。

 陳さんは「今では南寧市には多くのタイ料理レストランがある。これはタイ料理とタイが好きな中国人が増え、両国の人々の交流がより活発になったことの証だ」と語る。

 また「これからも本格的なタイ料理を作り続けたい。南寧市にいてもタイの新鮮な各種食材を安心して使うことが出来る。ここ数年、中国とタイやASEAN諸国が各方面での協力関係を強めたことで、国際物流や自由貿易が以前に増して便利になり、コストは上がるどころか逆に下がっている」と説明した。

 今後も引き続き南寧で事業を発展させたいと考えている陳さんは「より多くの人がタイ料理とタイを理解し、両国間の文化交流が促進されるよう、将来は自分の店を中国の他の地域にも出店したい」と意気込んだ。(趙歓)