【競泳】池江、酒井、五十嵐、大本の400メートルリレー「日本新必ず出る」

女子50メートル自由形の表彰式(左から2位の大本。1位の池江、3位の五十嵐)

競泳の日本代表選手が12日、オンラインで取材に応じた。代表選考会を兼ねた日本選手権女子100メートル自由形では、白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が優勝。また、上位4人が400メートルリレーの派遣標準記録を突破して五輪出場を決めた。

リレーメンバー最年長で2度目の五輪出場となる五十嵐千尋(25=T&G)は「今回は若い選手がいますし、池江選手が戻ってこれから伸びていくと思うので、一番は4人が53秒台で泳げるようにしたい」と意気込む。同じく2度目の大舞台に挑む酒井夏海(19=スウィン美薗)は「気持ちのコントロールはしっかりできるようになってきていると思う。5年前よりは成長して臨めるのかなと」と自信を見せた。

2019年世界選手権で同種目に出場した大本里佳(23=ANAイトマン)は「世界水泳とはメンバーがガラッと変わった。今回はベテランの五十嵐さん、これまでいろんな国際大会で活躍した池江さんも戻ってきてくれて、夏海も五輪2回目。安心して五輪に挑めると思う」

当時は大本、青木智美、佐藤綾、白井理緒で3分36秒17の日本記録をマーク。それでも大本は「日本新も必ず出ると思うので楽しみ」と、さらなる好タイムを予告した。

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