経済振興策違い鮮明 うるま市長選 立候補予定の2氏討論

 【うるま】25日投開票のうるま市長選に向け、うるま青年会議所は11日、前市議の中村正人氏(56)=自民、公明、会派おきなわ、無所属の会推薦=と、沖縄国際大名誉教授の照屋寛之氏(68)=共産、立民、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=の新人2氏を招き、市石川のFMうるまで討論会を開いた。討論会では、経済振興の手法に違いが見られた。

 中村氏は「高速道路の新たなインターチェンジを建設し、海中道路まで高規格道路を延伸する」と述べ、経済活性化につなげる考えを示した。一方で照屋氏は「農畜産業、漁業の支援策を拡充し、第1次産業の雇用拡大を実現する。市特産物のブランド化を図る」と強調した。

 そのほか、新型コロナ対策や雇用問題、教育・子育て支援など自身が掲げる主要政策をアピールした。討論会の模様はFMうるまのラジオ放送などで配信された。

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