昨季最下位のトップ名古屋、若宮三紗子氏が監督就任 Tリーグ初の女性指揮官

卓球Tリーグ女子・トップおとめピンポンズ名古屋(以下、トップ名古屋)は13日、2021-2022シーズンの新監督として、全日本選手権ダブルス4連覇の実績を持つ若宮三紗子氏と契約合意したことを発表した。

女性監督誕生

1989年6月23日生まれの31歳の若宮氏は、香川県・尽誠学園高から立命館大、日本生命で活躍した名選手だ。左腕からの速攻を活かし、現役時代は全日本選手権女子ダブルス4連覇、2016年世界選手権団体で銅メダルと国内外で成績を残してきた。

若宮さんは、2018年3月に現役を引退してからはボディメイクトレーナーへの転身やTリーグの解説など多分野に渡り活躍。今回、初の女性監督としてTリーグの現場に携わることとなった。

トップ名古屋は、3季目はコロナの影響で海外選手が思ったように起用できず、4勝17敗で最下位に終わった。2季目、3季目と指揮を執った藤川英雄監督からバトンを託された若宮監督が、トップ名古屋に新しい風を吹かせられるか注目だ。

若宮新監督コメント

写真:若宮三紗子監督/提供:トップおとめピンポンズ名古屋

この度、トップおとめピンポンズ名古屋の監督に就任させて頂きました若宮三紗子です。

昨シーズンまでは解説としてTリーグに携わらせて頂きましたが今シーズンからは監督としてチームの勝利に貢献できるよう、またTリーグの発展に貢献できるよう精一杯頑張りたいと思います。

まだまだ未熟な部分は多々あると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

文:ラリーズ編集部

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