純烈の名物マネジャーが手術していた! リーダー酒井「ゆっくり休んで」

左から小田井涼平、後上翔太、白川裕二郎、酒井一圭

4人組歌謡グループ「純烈」が12日に東京・台場の「大江戸温泉物語」で歌詞を間違える“ハプニング”があった。

グループの有観客の銭湯ライブは1年2か月ぶり。集まった約150人のファンを前に「プロポーズ」「愛をください~Don’t you cry~」に加え、新曲の「君がそばにいるから」など10曲を披露した。

顔なじみのファンを前に、リーダーの酒井一圭(45)は「ホッとしますよ。死んでなかったんだなって。ギャグじゃなくてね。コロナで会えないなか、お母さん、お父さんが亡くなったというメッセージをたくさんもらっていた。(中止、延期の)再演のチケットを守っていただいてありがたいです」と感謝した。

「失恋ピエロ」では、歌詞を間違えるシーンもあった。久々のライブでブランクの影響かと思いきや、実は“事情”が…。「純烈」の名物マネジャーがライブ前日に心筋梗塞で手術をしていたのだ。このマネジャーは5~6年前から担当となり、グループを支えてきた。幸い命や意識に別条はなく、酒井は「(歌詞を間違えたのは)山本のせい。バタバタでリハせんかったらこのザマや」と冗談で笑いを誘う一方「ゆっくり休んで戻ってきてくれたらいい」と気遣った。

報道陣から「今年の目標」を問われると「4年連続の紅白歌合戦出場」とキッパリ。

「紅白には、すべての歌い手さん、スタッフが思いを込めて集まっている。オリンピックみたいな世界なので、あそこに出られるものなら出たい。そこに向かってぼくらもやり続けます」(同)

これまでメンバーの脱退などさまざまな苦難があっても、それを乗り越えてきた純烈。今はマネジャーの復帰を願いつつ、前に進むだけだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社