【NBA】4得点・八村塁がキャリア初の退場 ウィザーズはジャズのホーム25連勝阻止 

ドリブルで突破を図る八村(ロイター=USA TODAY)

12日(日本時間13日)の米プロバスケットNBAでワシントン・ウィザーズは西地区首位のユタ・ジャズに125―121で勝ち、ジャズのホーム連勝を「24」で止めた。八村塁(23)は30分8秒出場して4得点と6リバウンドだった。

相手のジャズはNBA30チームの中で唯一40勝(13敗)を挙げていて、勝率7割5分5厘で西地区の首位。さらにホームでは24勝2敗の成績を誇る。

一方のウィザーズは19勝33敗で東地区の12位と明らかに分が悪い対戦だった。

先月18日の前回は131―122でウィザーズが勝利。この時はウィザーズが第1クオーター(Q)で31―20とリードを奪ったが、この日はジャズがホームの強みで42―33と立ち上がりから猛攻を見せる。

それでもウィザーズは第2Qに21本のフィールドゴール(FG)のうち15本を決め、70―65と逆転して前半を終える。

前半はスリーポイントシュートを1本外しただけだった八村は、第3Qの残り1分50秒にスチールしたボールを自らドリブルで運び、両手でのダンクで初得点を挙げた。

さらに第4Qの残り10分16秒にはペイント付近からのシュートを決めるが、FG成功はこの2本のみだった。

八村は残り22秒で6つ目の反則を取られてキャリア2年目で初の退場。ジャズは第4Qの残り12秒で2点差に追い上げたものの、最後はウィザーズが逃げ切った。

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