トヨタ、交通事故死傷者ゼロに向けた新技術“Advanced Drive”搭載の『LS』『MIRAI』を発売

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 トヨタ独自の自動運転の考え方“Mobility Teammate Concept”に基づいて開発された最新の高度運転支援技術の新機能“Advanced Drive”を搭載した『レクサスLS』と、水素を動力源とする燃料電池自動車『MIRAI』が登場。前者は4月8日から、後者は4月12日から、それぞれ発売開始となっている。

 2020年の『レクサスLS』一部改良時にもアナウンスされていたトヨタの高度運転支援技術が、いよいよ市販モデルに実装されて登場した。

 この自動運転レベル3に相当する技術は、トヨタが目指している「クルマが人から運転を奪うのでも単に人に取って代わるのでもなく、人とクルマが双方をパートナーとして尊重し合い、運転を楽しみ時には運転操作を任せることで、本当の安全・安心、移動の自由を実現したい」との思いを受けて開発されたもの。

 技術が進歩しても人が中心であることを目指し、ドライバーとクルマが対話の中でお互いの状態を確認し補い合うことで安全な運転、快適な移動につなげることが狙いとなっている。

 この新機能“Advanced Drive”には、Intelligent(知能化)、Reliable(信頼性)、Perceptive(高い認識性能)、Interactive(ドライバーとクルマの対話)、Upgradable(ソフトウェアアップデート)という5つの技術的特徴が備わり、人が運転しているときのような自然で滑らかな走りを実現し、他車のドライバーにも配慮をするなど、常に安全を最優先に判断することでドライバーに信頼される運転操作を目指したという。

2020年の『レクサスLS』一部改良時にもアナウンスされていた、トヨタの高度運転支援技術が、いよいよ市販モデルに実装されて登場した
ナビゲーションで目的地を設定すると、ドライバー監視のもと実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、車線変更、追い越しなどを行いながら目的地に向かって分岐までの運転を行う

■スムーズな駐車を実現した高度駐車支援“Advanced Park”も付随

 またディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうるさまざまな状況を予測し対応。周辺環境、ドライバーの状態等から危険が予測される場合はシステムが注意を促し、ドライバーはシステムからの提案に応じて操作を判断、指示するなど、双方向のコミュニケーションにより人とクルマが信頼し合える状態が生み出される。

 さらに購入後のソフトウェアアップデートにも対応し、機能の追加・性能向上を続け、使い勝手や最新の安全技術の提供を実施。車外の画像データをはじめとする走行データを記録しトヨタのサーバーに送信することで、個人情報保護法を遵守しつつ、刻々と変化する環境下でのクルマの挙動を把握し、今後の自動運転・先進安全技術・地図関連技術の研究開発に活用する方針だという。

 基本機能としては高速道路や自動車専用道路の本線上の走行を支援するシステムとなり、ナビゲーションで目的地を設定すると、ドライバー監視のもと実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、車線変更、追い越しなどを行いながら目的地に向かって分岐までの運転を行う。

 また、同システムには安全安心でスムーズな駐車を実現した高度駐車支援“Advanced Park”も装着されている。

 今回、機能が搭載された『レクサスLS』と『トヨタMIRAI』には同一の内容を備えた“Advanced Drive”が実装され、『レクサスLS』はハイブリッドのLS500hのみの設定で価格は1632万~1794万円(税込)。『トヨタ・ミライ』は同じく845万~860万円(税込)となっている。

同システムには安全安心でスムーズな駐車を実現した高度駐車支援“Advanced Park”も装着されている
ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうるさまざまな状況を予測し対応する

『レクサスLS』公式サイト:https://lexus.jp/models/ls/
『トヨタMIRAI』公式サイト:https://toyota.jp/mirai/