巨人の助っ人大砲コンビがチームに合流 “食いしん坊”テームズが明かした野望

入団会見を行ったテームズ(左)とスモーク

待ち望んだ合流だ。巨人の新助っ人エリック・テームズ外野手(34)とジャスティン・スモーク内野手(34)が13日に、入国後2週間の隔離期間を経てチームに合流した。

この日、練習後に都内で入団会見を行ったテームズは「無事に隔離期間を終えて監督、コーチ、チームメートに会えたことをうれしく思っています」と笑顔。スモークも「大変な2週間でしたけど、晴れてチームに合流できたことをうれしく思い、興奮しています」と喜びの気持ちを明かした。

コロナ禍ということもあり、ここまでホテル暮らしが続いた2人。東京散策などもできないため、ともに「日本や東京のことをまだよく知らない」と口を揃えたが、それぞれ新天地への印象や、思いは抱いているようだ。

スモークは「今までアメリカでプレーした中で日本人選手とチームメートになったことはある。みんなすごい献身的で練習熱心で野球に真摯に向き合っている。自分もそういう組織に属することになってうれしい」と、これまでの経験から得た日本の野球人への印象を告白。一方のテームズは「自分は食べるのが好きなので、いいお店を早く探したい。神戸牛とか大トロを食べたい」とちゃめっ気たっぷりに〝野望〟を明かした。

今後の方針としては、2選手ともに二軍で練習と実戦を積み、早ければ翌週20日から行われる阪神戦(東京ドーム)での一軍デビューが濃厚とされる。

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