王室離脱のヘンリー王子 フィリップ殿下の葬儀は〝ぼっち席〟

左から3番目がヘンリー王子。もうこのように並び立つことはできない(ロイター)

17日に執り行われる故フィリップ殿下の葬儀で、ヘンリー王子は王族から離れ、1人で着席することになると米芸能ニュースチャンネル「アクセス・ハリウッド」が13日伝えた。

英王室に詳しい米ジャーナリスト、キンゼイ・スコフィールド氏は同チャンネルで、コロナ禍により葬儀の参列者リストは約800人から30人に大幅縮小され、参列者はマスクを着用し、家族単位で着席することになると解説。

その上で、ヘンリー王子が父チャールズ皇太子や兄ウィリアム王子らとは別の席が用意されるとした。

スコフィールド氏はまた、妊娠中のメーガン妃が「流産歴があることで、医師から渡英しないよう忠告された」ため葬儀出席をあきらめたと説明。そのためヘンリー王子は単身帰国し、11日から5日間の検疫に入っているという。

同氏によると、王室離脱したヘンリー王子と、チャールズ皇太子の弟で公務から引退したアンドルー王子は、葬儀で王室の伝統的な制服の着用は許されず、スーツを着ることになる。ただし、勲章やメダルは着用可能としている。

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