トーキング・ヘッズ 伝説のコンサート・フィルム「STOP MAKING SENSE」限定公開決定

デイヴィッド・バーンのアルバム「アメリカン・ユートピア」を元にしたブロードウェイのショーを映像化した映画「アメリカン・ユートピア」が、5月7日より劇場公開される。劇場公開を前に、デイヴィッド・バーンがフロントマンを務めていたトーキング・ヘッズのライブ・パフォーマンスを撮影したコンサート・フィルム「STOP MAKING SENSE」が、渋谷シネクイントで、4月30日より1週間限定で公開されることが決まった。

「STOP MAKING SENSE」は、1983年12月にロサンゼルスで撮影された3回のライヴ映像を使用した作品。トーキング・ヘッズの数々の楽曲が収録され、デイヴィッド・バーンが「Girfriend Is Better」で着用した“ビッグスーツ”はバーンの代名詞にもなった。監督は、のちに「羊たちの沈黙」を手がけるジョナサン・デミが務めている。

日本では1985年に公開され、吉祥寺バウスシアターでのロードショーが発火点となり、渋谷では渋谷公園通りに長い行列ができるほどだったという。また、劇場では曲の切れ目に拍手が起こり、我慢できなくなった観客が上映中にも踊り出したというエピソードが残されている。興行的には、レイトショー上映にも関わらず、1億円の大成功を収めた。その後、2000 年にはリバイバル上映、2017 年には「爆音映画祭」でも上映されるなど、時代を超えて愛されている。

【作品情報】
STOP MAKING SENSE
2021年4月30日(金)~5月6日(木) 渋谷シネクイントで1週間限定上映
提供:キングレコード 配給:boid
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