【競泳】入江陵介 30歳過ぎても東京五輪に不安なし「思っていたよりキツくない」

東京五輪出場を決めた入江陵介

競泳男子の東京五輪代表・入江陵介(31=イトマン東進)が〝自らの経験〟を伝授している。

東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の男子100&200メートル背泳ぎで優勝し、自身4度目となる五輪出場を決めた入江。13日のオンライン取材では「200の方はもう少し(タイム)を上げていけば、メダル争いができると思う。ここから試合までに200のベースをしっかり作る練習をして、最後の調整のときにしっかりとスピードを上げていきたい」と意気込みを示した。

東京五輪では朝に決勝が行われる。変則的なスケジュールだが、入江は13年前の北京五輪で朝決勝を経験済み。「(決勝の前にある)予選から準決勝に向かうときが一番キツい。準決勝が終わればゆっくりできると思うので、予選から準決勝にかけては気持ちの準備も必要だと思う」と他の代表選手にアドバイスを送ったという。

東京五輪までは14日で、あと100日を迎える。「年々体はキツくなると思うが、思っていたよりキツくない。海外には自分よりも年齢の高い選手がたくさんいる」と闘志を燃やすスイマーが代表チームをけん引する。

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