住田裕子弁護士 小室圭さん“反撃文書”に「トラブルを逆に深堀りしてしまった」

住田裕子弁護士

弁護士の住田裕子氏(69)が13日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に出演。秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との婚約が内定している小室圭さん(29)にまつわる騒動についてコメントした。

小室さんは8日、A4用紙28枚に及ぶ文書を発表し、母の元婚約者から工面してもらったお金は「借金ではない」と強調。だが、4日後の12日に、一転して支払うとの意思を代理人弁護士を通じて表明した。

住田氏はまず「法律的な観点」として「あまり言われてないが、内縁関係ないし事実婚状態だったので支援をしていたが、それを終わらせた。だとすると、離婚の時にも精算するように、準婚状態の解消における清算金という概念があってもいいと思う」と指摘し「返す返さない、渡す渡さないというより、円満に解決するというのはどんな切り口でもありうる」と言及した。

一方「弁護士という立場ではなく、人間としての観点」として「荒立てて自分の主張を言うことが円満解決になるかどうか。トラブルというのは相手があるので、相手と今回の場合は国民の目線も考えたうえで、大人の解決をしてほしい。自分の主張だけじゃいけない。常に相手方の主張と合わせていかないといけないときに、トラブルを逆に深堀りしてしまったという感じがする」と感想を述べた。

また同局の高岡達之解説委員から「話し合いする時にとっさに『録音します』という相手、解決に結びつきますか?」と聞かれた住田氏は「逆に言うと警戒感を持っていたので、相手の足元をすくうようなものを撮ろうとしている。対立関係を露骨ではないけども示している状況だと思う」と分析した。

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