【韓国】米ノババックスワクチン、6月にも国内供給[医薬]

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韓国政府は12日、米バイオ製薬・ノババックスの新型コロナウイルスワクチン2,000万回分(1,000万人分)を6~9月中に供給すると明らかにした。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日に青瓦台(大統領府)で開かれた特別防疫点検会議で「ノババックスの完成品が発売される6月から、2,000万回分を国民に供給する予定」と述べた。国内に供給されるノババックスワクチンは、地場製薬大手のSKバイオサイエンスが受託生産する。

韓国政府はこれまで◇英アストラゼネカ◇米ファイザー◇米モデルナ◇ベルギーのヤンセン・ファーマ——とワクチン供給契約を結んでいる。ノババックス製ワクチンの導入は、世界的に感染が拡大している新型コロナの変異株に対応するためでもある。

■国内導入に懸念の声も

一方、ノババックス製ワクチンの国内導入に対しては、懸念の声も聞かれる。ノババックスのワクチンは現在、欧米で第3相の臨床試験が行われている最中で、まだ使用許可を取得していない。14日付韓国経済新聞によると、マ・サンヒョク大韓ワクチン学会副会長は「未許可のワクチンを国民に接種するという大統領の宣言は、不適切な面もある」と指摘した。