Rソックスが開幕3連敗→7連勝 澤村5試合連続無失点

【レッドソックス4-2ツインズ】@ターゲット・フィールド

黒人射殺事件の影響で4連戦の初戦が延期(日本時間4月15日にダブルヘッダーで開催)となったレッドソックスとツインズの対戦は、前日の試合で先発予定だったマーティン・ペレス(レッドソックス)とJ・A・ハップ(ツインズ)の両左腕がスライド登板。0度近い気温で雪が舞うなか行われた試合は、初回にツインズが2点を先制したものの、レッドソックスが5回表に追い付き、8回表には勝ち越しに成功。逆転勝利で連勝を7に伸ばした。

ツインズは1回裏に無死満塁のチャンスを作り、ホルヘ・ポランコの犠飛などで2点を先制。しかし、好投を続けていたハップが5回表に捕まり、ハンター・レンフローの1号ソロ、クリスチャン・アローヨのヒット、ボビー・ダルベックのタイムリー二塁打と3連打を浴びて同点に追い付かれた。ハップは5回途中4安打2失点で降板。一方、レッドソックス先発のペレスは毎回走者を出す苦しいピッチングとなったが、4安打2失点でなんとか5イニングを投げ抜いた。

6回裏にはレッドソックスの澤村拓一が登板。先頭打者を遊撃ザンダー・ボガーツのエラーで出塁させたが、続く2人を併殺打と空振り三振に仕留め、打者3人で無失点に抑える好リリーフを見せた。レッドソックスは8回表にアローヨ、ダルベックの2者連続二塁打で勝ち越しに成功し、9回表にはラファエル・デバースの4試合連発となる5号ソロで貴重な追加点。澤村のあとはアダム・オッタビーノ、ダーウィンソン・ヘルナンデス、マット・バーンズが各1イニングを無失点に抑え、4対2で逃げ切った。

オッタビーノが1勝目(0敗)、バーンズが1セーブ目をマーク。ダルベックに勝ち越し打を浴びたツインズ3番手のランディ・ドブナックに2敗目(0勝)が記録された。なお、明日のダブルヘッダー第1試合に前田健太(ツインズ)が先発する予定となっている。

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