角田裕毅、F1での2戦目へ「自信を持って走れる。ホームレースで好結果を狙う」アルファタウリ・ホンダ イモラプレビュー

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 2021年F1エミリア・ロマーニャGPは、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅にとってF1での2戦目になる。角田は開幕戦バーレーンの経験を役立てて、いい週末を送ることを目指している。

 デビュー戦バーレーンGPで角田は予選13番手、決勝では見事なオーバーテイクを披露して9位入賞を果たした。

「バーレーンではF1レース参戦という初めての経験をエンジョイしました。イモラでの2戦目を楽しみにしています」と角田はチームのプレビューリリースにおいてコメントしている。

2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

「バーレーンでは大きな驚きというものはなかったです。でもひとつだけ、メディア対応の仕事がとても多かったことは、予想していませんでした。予選と決勝で走ったのは初めてでしたが、特に驚くようなことはなかったです」

「バーレーン予選で僕たちが採った戦略に後悔はありません。ミディアムタイヤでQ3に進出することを目指し、それにこだわったことは、いい経験になりました。チームにとってミディアムを使って戦うことは新しいチャレンジでした。トップ5かトップ6に入れるポテンシャルはあり、もっと上位のグリッドを獲得できた可能性があると予想していたのは確かですが、僕はこの挑戦からたくさんのことを学びました」

「常に集中できており、緊張したり、プレッシャーを感じたり、時間が足りないと感じるようなことはありませんでした。プレシーズンテストが同じサーキットで行われたことが、助けになったのでしょう。初めてのサーキットでのグランプリ、例えばポルティマオやモナコでは、バーレーンの時よりも苦労することになると思います」

■「海外のファンからの反響も大きくて驚いた」と角田

 アルファタウリ・ホンダは、シーズン開幕前に角田のために旧型F1マシンでのテストを何度も実施した。2020年11月と2021年1月、2月には、エミリア・ロマーニャGPの舞台イタリア・イモラで走行を行っている。

「イモラではすでにたくさん走っているので、問題ないでしょう。バーレーンの時と同じような形で作業していくことができます。開幕戦での経験を活用し、イモラでは自信を持ってマシンを走らせることができます」と角田。

アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅がイモラでテスト

「このサーキットはたくさんの中速コーナーといくつかの高速コーナーを備えたレイアウトになっています。ターン1と2のような高速シケインが好きですね。僕にとっては以前経験したことのないもので、イモラのひとつの大きな特徴といえる部分です」

「アップダウンが激しいコースで、そこも気に入っています。他のトラックとは違うので、大勢のドライバーがイモラで走るのが好きな理由はそこにあると思います。ターン11と12のアクア・ミネラリ・セクションも楽しいですね。コースが下り坂になる右コーナーです。どのコーナーも好きなのですが、あそこが特に気に入っています」

 角田は、イモラで何度も走行を行ったアドバンテージを生かし、チームのホームレースであるエミリア・ロマーニャGPでいい結果を出したいと語った。

「週末を通して徐々にペースを上げていきたいと思っています。それは重要なことです。FP1でミスをすると自信を失うことになるので、それは避けたいです。シーズン前にこのサーキットでは走っているため、チームはマシンセットアップに集中することができます。そのアドバンテージを最大限に生かして、いい結果をつかめるといいですね。チームにとってホームレースなのでそれは重要なことです。僕にとっても、ここはホームレースのようなものですし」

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

 開幕戦の後、日本のファンだけでなく、海外のファンからも注目が高まったことに、驚いているという角田だが、それをプレッシャーに感じることなく、ポジティブにとらえているという。

「バーレーンの後、日本のファンよりもヨーロッパのファンから大きな反響があったのは興味深いことでした。文化の違いでしょう。日本のファンは、僕の仕事を数戦見てから、印象を固めようとしているのです。ヨーロッパからの反応には驚かされました。僕としては、バーレーンは完璧な週末ではなく、もっと上位でフィニッシュしたいと思っていたので、そういう反応があったのは予想外でした」

「ファンの人たちが応援してくれるのはとてもうれしいですね。ポジティブなことだと思っていますし、プレッシャーに感じたりはしていません。今週末、しっかり自分の仕事をしていくつもりです」