ミック・ジャガー、コロナ禍の生活や希望について歌った新曲をサプライズ公開

ザ・ローリング・ストーンズのヴォ―カリスト、ミック・ジャガー(Mick Jagger)が新曲「Eazy Sleazy」をサプライズで公開した。この曲はミックが新型コロナウイルスによるロックダウンの中で書いたハードでロックなナンバーで、フー・ファイターズのデイヴ・グロールが参加。ミックがヴォーカルとギター、デイヴがドラム、ギター、ベースを担当している。

ミック・ジャガーの長年のコラボレーターであるマット・クリフォードがプロデュースした「Eazy Sleazy」は、ミックのYouTubeチャンネルやSNSで公開。動画は、ミックとデイヴがそれぞれのホームスタジオで撮影したもので、この曲の純粋なDIYなエネルギーを捉えています。

<動画:EAZY SLEAZY — Mick Jagger with Dave Grohl

ミックは「Eazy Sleazy」を、新型コロナウイルスが発生した年に世界を包み込んだ監禁状態を辛辣に描写。そのダークでユーモラスな歌詞には、「We Escaped From The Prison Walls / 刑務所の壁から脱出する」「Virtual Premieres / バーチャルプレミア」「Footballs Fake Applause / フットボールの偽の拍手」といったことがちりばめられている。

さらに歌詞の中では、サンバのレッスンを受けたこと、料理を独学で学んだこと、キッチンのシンクを掃除したこと、テレビの見過ぎでロボトミー化していることなどについても語り、曲のサビでは「地上の喜びの庭 / A Garden Of Earthly Delights」のイメージや、ジャガーが歌うようにパンデミックが「(未来には)思い出そうとする記憶になるだろう/ Itl’l Only Be A Memory You’re Trying To Remember To Forget」という見通しなど、世界の明るい未来が描かれている。

Written by uDiscover Team


ミック・ジャガーのコメント

「これはロックダウンから抜け出すことについて書いた曲で、切実に明るさを求めたもの。ドラム、ベース、ギターと大活躍してくれたデイヴ・グロールのおかげで、とても楽しい時間を過ごすことができた。みんなが”Eazy Sleazy”を楽しんでくれることを願ってるよ」

デイヴ・グロールのコメント

「サー・ミックと一緒にこの曲をレコーディングすることが、僕にとって何を意味するのかを言葉で表現するのは難しい。夢がかなった、どころじゃない。人生、これ以上クレイジーなことなんてありえないと思っていた瞬間、こんなことになるなんて。これは間違いなく、この夏一番の曲になるよ‼」

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