JOC山下会長 五輪100日前イベントで池江璃花子&松山英樹を激賞

五輪開催に期待を込めた山下会長

東京五輪100日前の14日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)は東京都庁で行われたイベントに参加。大会成功へ向けて、競泳の日本選手権で4冠を達成した池江璃花子(20=ルネサンス)、男子ゴルフの海外メジャー「マスターズ」を制覇した松山英樹(29=LEXUS)の快挙に言及した。

この日は高尾山山頂で五輪シンボル、東京都庁で五輪マスコットがお披露目。両会場はオンライン中継で結ばれ、五輪の機運醸成が図られた。山下会長は冒頭で「大変、厳しい困難な状況を乗り越えながら、今日100日前のセレモニーを迎えることができた」と話した後に「競泳の池江璃花子選手、奇跡の白血病からの復活。これを乗り越えて日本代表内定を取りました。そして先日のゴルフのマスターズでも松山英樹選手の活躍、優勝。これは我々日本国民に大きな感動、希望、勇気を与えてくれました」と、今最も旬なヒロイン&ヒーローの活躍を口にした。

その上で山下会長は「100日後、世界中のトップアスリートがこの東京に集い、東京五輪が開幕します。大変苦しい状況に置かれている人々に明るい話題を提供し、希望の灯(ともしび)をともすと私は確信しております」と言い切った。

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