飯豊まりえ、グルメドラマ「ひねくれ女のボッチ飯」で主演。“白馬の王子様”は柄本時生

飯豊まりえが、4月29日午前6:00からParaviで先行配信されるドラマ「ひねくれ女のボッチ飯」で主演を務めることが分かった。なお、本作は配信後にテレビ東京での地上波放送も決定している。

同ドラマは、人付き合いが苦手で友達もおらず、なんとなく日々を過ごす、ひねくれ者の主人公・川本つぐみ(飯豊)が、「ホワイトホース」という名のInstagramのアカウントに出合うところから展開。顔も名前も分からないが、よくある料理なのに妙に魅力的な食事の写真と、自分と似ている理不尽な境遇が綴られた投稿に魅力を感じたつぐみは、ホワイトホースを自分の「白馬の王子様」だと信じる。王子と同じものを食べるために、ボッチ飯をするつぐみは、それが日々の楽しみになっていく。王子もまた、つぐみから来る唯一の「いいね」が楽しみになる。

「孤独のグルメ」シリーズ、「きのう何食べた?」や「忘却のサチコ」など数々のグルメドラマを生み出してきたテレ東が放つ新作で、主演を務める飯豊は「純粋にこの役をいただけたことが光栄です。日頃お昼ご飯のお弁当を2個も食べてしまうこともあるので、もってこいの役に出合えました(笑)」と、グルメドラマに相応しいエピソードを披露。

自身の役柄に関しては「表には出さないだけで、本当は心が豊かな、トキメキをたくさん持っている女の子だと私は思っています。それをどこまで出してどこまで隠すか、バランスを考えながら演じていく毎日を楽しんでいます! 大変なことでいうと、いつもトレーニングに通っているので姿勢が良くなっていまして、監督に『姿勢が良すぎて自信があるように見える』と言われたので、今は日常的に猫背になりながら過ごしています。いろんな食べ物も思いも味わいながら、この役と向き合っていきたいです」と明かす。

また、ホワイトホースこと白石一馬に扮(ふん)するのは柄本時生。柄本は「すれ違いを使って作られている話はあまり見たことがなくて、これがあったか!と驚きました」と現代ならではのすれ違い劇に感心した様子で、「共演する飯豊まりえさんとは一度しかお会いしたことがないので、現場でお話しできればいいなと思っています」と今後の撮影に期待を寄せた。

さらに、最後に飯豊は「コロナ禍で一人ご飯をされる方も今たくさん増えてきていると思います。私もほとんど一人ご飯です。でも、お店やご飯が人と人との心を温かくして、つなげてくれるものだとあらためて思える作品です。そんな一人ご飯への印象が、また更にすてきに感じます。また、おいしいご飯がたくさん登場するのも注目ですが、女の子がなかなか1人では入りづらい居酒屋さんなどにもガツガツ入っていきます。面白い出会いや経験です。女子のボッチ飯をぜひのぞき見しちゃってください!」と視聴者にメッセージを送っている。

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