電車庫に入っていくトラック、1日2回だけの光景はいま……

京都の街を行く路面電車、京福電気鉄道嵐山本線。嵐電。

嵐電の電車が四条通を斜めに横切る付近が、西院。四条通を隔てて北側に嵐山方面のりば、南側に四条大宮方面のりばがある。

そのすぐ北側にあるのが、嵐電の西院車庫。

ここ西院車庫では、嵐電の電車のほかに、↑↑↑画像のようなクロネコヤマトのトラックの姿がある。午前と午後の1日2回、こうした光景が歩道からみえる。

これ、嵐電とクロネコヤマトによる、貨物の貸切輸送。クロネコヤマトが電車1両を貸し切り、西院と嵐山・嵐電嵯峨の間で宅配荷物を運んでいる。

電停で、次の電車が「ヤマト運輸専用」という表示が出たら、ラッキー。クロネコヤマトのヘッドマークを掲げた電車がやってくるはず。

車内は、電動自転車で引っ張るリアカー用集配用コンテナなどが積み込まれている。

2021年4月現在、午前便はコロナの影響で運休中。夕方に走る午後便はいまも運転継続中。ネットで検索してみると、おおよその運転時間もつかめる。

↑↑↑画像は、朝の午前便を出発準備している光景。西院駅の歩道でクロネコヤマトのトラックがゆっくりと電車庫に入っていき、トラックと電車の間で荷物を受け渡しする作業が歩道から見学できる。

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◆【私鉄に乗ろう 44】京福電鉄 嵐山本線・北野線 その1
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