新型コロナウイルスワクチン 高齢者に接種券発送 「施設接種」から開始 妙高市

 新型コロナウイルスワクチンの接種開始に向けて、妙高市は13日、市内の65歳以上の高齢者に接種券を発送した。来週、ワクチンの第1便(770回分)が届く。

接種券や予診票が入った箱を車両に積み込む郵便局員(新井ふれあい会館前)

 市健康保険課によると、65歳以上は約1万1800人。ワクチン接種は施設入所の高齢者(19施設約800人)から行い、22日に始める予定になっている。

 一方、入所以外の高齢者へのワクチン接種は5月10日に始める予定。3会場(新井ふれあい会館、妙高ふれあいパーク、妙高高原メッセ)での集団接種とする。ワクチン供給が確定次第、接種日時と会場を指定した「案内」を送付する。

 1日最大で平日は240人、土日は新井会場で1080人、妙高・妙高高原会場で各720人にワクチンを打てるよう、医師確保など体制整備を進めている。

 市によると、26日にコールセンターを開設する。接種を希望しない人や日時の変更、かかりつけ医での個別接種を希望する人を対象とする。

 大野貞治健康づくり係長は「『案内』が届いてから連絡していただきたい」と話している。

 16~64歳への接種券発送は6月に入ってからの見通し。

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