<レスリング>【2021年アジア選手権・特集】男子グレコローマン55kg級優勝・塩谷優(拓大)の話

 

(2021年4月13日、カザフスタン・アルマトイ)


金メダル獲得の塩谷優(拓大)

 ■男子グレコローマン55kg級優勝・塩谷優(拓大)の話「決勝の記憶はあまりないです。表彰台に立って、メダルをかけられてもあまり実感はなかったけど、日本の国旗が一番上にあったのを見て、そこで実感が湧いて、うれしかった。練習でやってきたことを出せたことが、この結果につながったのかな、と思う。初めてのシニアの大会でしたが、しっかり集中でき、それほど緊張することもなかったのが勝因と思います。

 (決勝は第1ピリオド、0-5からの大逆転)グラウンドはすごく練習してきた。デフェンスはまだまだですけど、オフェンスの方が自信があり、そこにかけました。俵返しが決まったときは、気持ちよかったのですが…、記憶があまりないです。集中できていた証拠かもしれません。(今後の目標は)国内の大会で優勝し、今年の世界選手権に出られるようにしたい」

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