奈良市・猿沢池のほとりにホテルがオープン!

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 新型コロナの影響で深刻な影響を受けているのが、観光業界です。感染拡大が続く中、奈良市内に新しいホテルが開業しました。

 このホテルは、猿沢池のほとりにオープンした「ホテル天平ならまち」です。かつて、修学旅行生などを対象に営業していた「天平ホテル」の建物を、大阪で宿泊事業などを営む光明興業が、内装を全面リニューアルして開業しました。

ホテルのコンセプトは「書」で、客室などには、奈良ゆかりの書道家や、僧侶などが筆をとった「書」が散りばめられています。奈良市出身の落語家・桂文鹿さんが、奈良を舞台にした落語を書いた部屋もあるほか、家具や調度品にも吉野杉や赤膚焼きなどを使い、奈良らしさをアピールしています。

ただ、長引く新型コロナの影響で、2021年2月の奈良市内の宿泊客数は、前の年の同じ月の半分にとどまるなど業界をとりまく環境は、これまでになく厳しい状況が続いています。

コロナ禍の真っただ中に新たに開業したホテルの行方は地域の人たちも注目しています。

ホテル天平ならまち 支配人・小林一裕さん

「今はやはり厳しい状況ですが町全体で盛り上げていきたいと思うので、町の皆さんで面白いプランを考えて少しでも稼働を上げたいと考えています。」

奈良市 東向商店街協同組合 理事長・中山曜誠さん

「厳しい状況の中ですが、徐々にオープンされていずれ観光のお客様戻ってくると思いますので、近隣の商店街といたしまして、いろんなところで連携しながら奈良の街を盛り上げていきたいなと思っています。」