<レスリング>【2021年アジア選手権・特集】男子グレコローマン67kg級優勝・下山田培(警視庁)の話

 

(2021年4月14日、カザフスタン・アルマトイ)


主要国際大会で初の金メダルを獲得した下山田培(警視庁)

 ■男子グレコローマン67kg級優勝・下山田培(警視庁=決勝は0-7からの逆転勝ち)「どこかで大きな技を出したかった。それが決まれば逆転できるかな、と思っていた。笹本コーチからも『おまえなら、7点取られていても絶対にいける』と言われたので、頑張ろうと思いました。(決勝は3年前の大会で負けた相手で)準決勝のイラン選手も去年のアジア選手権で負けた相手。ともにリベンジする気持ちで闘いました。イラン選手には、去年はばてて負けてしまった。今回はチャレンジがあって体力が回復できた。パーテールポジションを取れて流れが変わった。

 きのう、塩谷(優=55kg級)が日本最年少で優勝してくれ、いい流れができていた。あと、須﨑優衣選手のファンなので、彼女がいい結果を出してくれ、応援もしてもらって、頑張る気持ちになった。(今後は)何があるか分からないですけど、(高橋)昭五が世界予選に出場できなくなって、急きょ行くことになってもいいように準備しておきます」

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