勝ち抜くにはアウェイゴール必須のアーセナル…敵地先勝のマンUはベスト4進出に視界良好 ~EL準々決勝2ndレグプレビュー~

 ホームで勝ち切れず、勝ち抜くためにはアウェイゴール必須となったアーセナル。一方、敵地で先勝したマンチェスター・ユナイテッドはベスト4進出に視界良好だ。

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スラビア・プラハ vs アーセナル
 アーセナルが、欧州の大会のノックアウトラウンドで1stレグを引き分けたのは過去8回あり、うち4度次ラウンド突破を決めている。またアーセナルはヨーロッパの舞台で直近7試合クリーンシートがなく、2017年9月以来最も長い。今回も失点を喫すれば2002年3月に続いた15戦連続ぶりとなる。一方で二コラ・ペペは今シーズンのELで7得点に関与しており、これより多いのはASローマのボルハ・マジョラルだけだ(9ゴール関与)。

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マンチェスター・ユナイテッド vs グラナダ
 ヨーロッパの大会でアウェイの1stレグを勝利したことが21回あるマンUは、必ず次ラウンド進出を果たしている。またELが現在のフォーマットになってから1stレグで2得点以上挙げて敗れたカードは、2013-14シーズンのセビージャ対レアル・ベティスだけだ。好調マーカス・ラッシュフォードは今季ヨーロッパの舞台で10戦8得点を決めており、マンU史上クリスティアーノ・ロナウド(8点)やルート・ファン・ニステルローイ(12点)に次いで多い。

敵地でのゴールが必須のアーセナル Photo Julian Finney

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