過去の宇宙開発と犬目線で撮影の映像で、現代社会を見つめる ドキュメンタリー映画「犬は歌わない」予告編

犬を取り巻く社会を映像美で描くドキュメンタリー映画「犬は歌わない」の公開日が6月12日に決まり、予告編が公開された。

公開された予告編では、かつて野良犬だったライカが、ソ連の宇宙開発によって、宇宙空間に出た初の生物にして初の犠牲者となったことが描かれ、ライカは霊として地球の街角をさまよっているという都市伝説が紹介される。そして、過去の宇宙開発の映像を交えながら、犬の目線で撮影された町の映像によって現代社会を見つめることが描かれている。

「犬は歌わない」は、宇宙開発、エゴ、理不尽な暴力などの犬を取り巻く社会を、ソ連の宇宙開発計画のアーカイブと地上の犬目線で撮影された映像によって描き出した作品。世界初の宇宙飛行犬として人工衛星「スプートニク2号」に乗せられ、地球軌道を周回した最初の動物となったものの地球に戻ることはなかった、犬の「ライカ」についても描かれる。

【作品情報】
犬は歌わない
2021年6月12日より東京・シアター・イメージフォーラムほか全国ロードショー
配給:ムーリンプロダクション
(C)Raumzeitfilm

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