爆笑問題MCによるNスぺ第2弾! 論文解読から新型コロナ“終息への道”を探る

NHK総合では4月18日に、爆笑問題(田中裕二、太田光)がMCを務めるNHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読2〜AIで迫る終息への道〜」(午後9:00)を放送する。

同番組は、昨年11月に放送され、「後遺症の問題」や「冬の第3波のリスク」をいち早く紹介し、大きな反響があったNHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫るいま知りたいこと」の第2弾。新型コロナウイルスに関連する25万本以上の論文を、同局が開発した人工知能で徹底解読したところ、今また感染拡大が起きている日本の“終息への道”を見通す鍵が次々と明らかになる。MCは爆笑問題と桑子真帆アナウンサーが担当。専門家ゲストに、長谷川秀樹氏(国立感染症研究所)、高山義浩氏(沖縄県立中部病院)、倉橋節也氏(筑波大学大学院)を迎える。

感染拡大が深刻化する中、いよいよ高齢者へのワクチン接種が始まったが、ワクチンの効果はいつ、どのように現れるのか? 感染力が強い変異株に打ち勝つことはできるのか? かつてのような平穏な日常に戻れるのは一体いつなのか? 全論文の解析結果に、世界のトップ研究者への徹底取材も交えて、最先端の科学情報を正確にひもときながら、今最も知りたい終息への道筋を探っていく。全論文解読から見えてきたのは、感染力を増した変異株に対するワクチンの「本当の効力」。さらに、ある要因によって、今後の終息へのシナリオに大きな違いが現れることも浮かび上がる。

収録を終えた田中は「前回も興味深かったので、続編が決まりうれしかったです。収録ではいろんな専門家の方のお話も聞けて、新型コロナ研究の最先端状況や、研究者の皆さんは何について議論し興味を持っているのかを、かなりの情報量で知ることができました。そういったことは普段、雑誌とか新聞だけではなかなか分からないので、すごくぜいたくな番組だと思います。新型コロナに興味ない人なんて、今いないですからね。どんな人が見ても、何かしら興味深い内容になっているんじゃないでしょうか」と手応えを語る。

太田は「よく『全論文』を読んだなと思いましたね。よく読む時間があったなと。だって25万本でしょ。俺は無理だなって。収録でいろんなお話を聞いたら、なんとなく『先が見えてきたかな』っていう印象はありますね。ワクチン接種が始まって、どこまでスピーディーにできるかにもよるけど。人の気持ちもだんだん前向きになっていくといいなと思いました。一つの病気に世界中の医師なり、感染症の専門家が集中的にこれだけ研究して、それを実現する技術があるっていう世界は力強いと感じました」と終息への期待を述べた。

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