【速報】政党支持率は自民党が微増。内閣支持率は?オリパラは延期すべき?2021年4月選挙ドットコムリサーチ

選挙ドットコムでは、4月10日(土)・11日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。

政党支持率 自民は微増、立憲は微減

電話調査における政党支持率の推移(2020年5月~2021年4月)

ネット調査における政党支持率の推移(2020年5月~2021年4月)

内閣支持率、電話32.0%、ネット16.5%

菅内閣への支持について質問した結果が上の図です。支持する(強く支持する・どちらかと言えば支持するの合計)という回答は前月と比べて電話調査では3.0ポイント上昇、ネット調査では0.2ポイント下降しています。

電話調査における内閣支持率の推移(2020年5月~2021年4月)

ネット調査における内閣支持率の推移(2020年5月~2021年4月)

次の衆院選比例投票先は……?

次の衆議院選挙で、「比例区でどの政党に投票したいか」の質問の結果が上の図です。電話調査で最も多かった回答は「自民党」、ネット調査で最も多かった回答は「わからない」でした。同様の質問をした前月の調査と比べて、電話調査では「自民党」が1.3ポイント下落し、「わからない」が1.2ポイント上昇しています。

衆院選、投票に行きますか?

「今年中に実施される次期衆議院議員解散総選挙において、あなたは投票へ行こうと考えていますか?」と聞いた結果が上の図です。電話・ネットともに「投票に行く」「どちらかと言えば投票に行く」が「投票に行かない」を上回りましたが、電話調査のほうがネット調査よりも、投票に行くと答える割合が高くなっています。

まん延防止等重点措置についてどう評価?

まん延防止等重点措置の適用についての評価を聞いた結果が上の図です。電話では、「評価する」「どちらかと言えば評価する」が過半数を占め、ネットでは「評価する」「どちらかと言えば評価する」と、「評価しない」「どちらかと言えば評価しない」がほぼ拮抗する形となりました。

東京オリ・パラの開催について

「今年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催について、あなたはどう考えますか?」と聞いた結果が上の図です。電話・ネットともに「中止するべきだ」が最も多い結果となりました。

ネット調査と電話調査の回答者、それぞれの年代は?

調査の回答者の年代別割合は、ネット調査では、回答者の約7割を40歳代以下で占めており、比較的若い年代層の意識を抽出しています。また、電話調査では回答者の7割以上が50歳以上で占められており、比較的高い年齢層の意識を抽出しています。

2019年7月の第25回参議院議員通常選挙の投票者の年代別の割合は、50代以上が7割近くを占めており、電話調査の方が投票者に近いサンプリングとなっています。

しかし、電話調査だけでは40代以下のサンプルをなかなか獲得することができません。選挙ドットコムリサーチのハイブリッド意識調査では、これまでではわからなかった全世代の声を集めることができます。選挙区の情勢調査での活用など、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

調査概要:調査は令和3年4月10日(土)と11日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で994件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

>2021年3月意識調査・内閣支持率・政党支持率

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