巨人・梶谷が4打数4安打! 打率も2割3分5厘に大幅上昇「思うようなスイングできてきた」

3回にはダブルスチールで生還した巨人・梶谷

ついに覚醒の時! 巨人の梶谷隆幸外野手(32)が15日の中日戦(東京ドーム)に「3番・右翼」で先発出場し、4打数4安打1打点、移籍後初の猛打賞を記録した。

前日も2号2ランも放つなど、復調気配を見せていた梶谷。この日はさらなる爆発を見せた。松原の先頭打者弾で1点を先制した初回には、無死二塁から右前適時打。3回に右中間二塁打、5回には内野安打、終盤の8回にも右前打を放つ“無双モード”だった。

梶谷自身は「調子が上がってきたというわけではない」としながらも「徐々に自分の思うようなスイングができてきたのかなとは感じます。自分のやるべきことを毎日やるだけですね!」と、確かな手応えも口にした。

今カード初戦となった13日の試合前には、指揮官から監督室に呼ばれ、2人きりで対話。原監督は「まあ大した話ではないので、大したことはないでしょう(笑い)」と会話の内容ははぐらかしたが、開幕から打撃で苦しんだ新戦力に金言を与えたことは間違いない。

その甲斐もあり、試合前に1割8分8厘だった打率が、2割3分5厘まで急上昇。この勢いが続けば、巨人打線は欠かせぬ存在となりそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社