国分太一 レギュラー番組で〝スタートアップ精神〟覚醒

意気込みを示した国分太一(C)MBS

「株式会社TOKIO」として新たなスタートを切った「TOKIO」の国分太一(46)がこのほど、MCを務める毎日放送テレビ「TOKIOテラス」(19日午前1時20分)の収録に参加し、意気込みを語った。

国分が新しいビジネスで急成長する〝スタートアップ企業〟のトップを迎え、取り組みを紹介しながら本音トークを繰り広げる同番組。先月14日に特番として放送されると、早くも月1回のレギュラー化が決まった。

城島茂社長(50)のもと、1日から株式会社TOKIOが始動。松岡昌宏(44)とともに副社長を務める国分にとって、スタートアップ企業トップの話はすべてが驚きばかりだといい「収録が終わると興奮して、東京までの新幹線の中でアイデアを巡らせています。株式会社TOKIOで何か新しいことをやってやろうという自分にとって、早くも大切な仕事になっている。月1回と言わず帯にならないかな」とおねだりした。

この日の収録では、光触媒技術を製品化しているカルテック株式会社の染井潤一社長らと対談。染井氏が57歳で起業したことを聞き「57歳でもエネルギッシュに動いていることに勇気をいただいた。ウチの社長も50歳で初の起業ということでかなり震えていましたけど『57歳で起業した人がいる』と言って落ち着かせたい」と笑った。

新体制については「5人の時よりもしっかり話し合ってます。5人の時から誰かがリーダーシップを張って進んできたのではないし、城島さんはもともと〝リーダー〟ってあだ名。リーダーシップを感じたことはないから、ここまで続けられたと思います。計算だったら怖いですけどね」とジョークも。

国分は主に3人のアイデアを企画書にまとめることなどを担っているそうだが「覚えたてのパソコンで人差し指でポチポチやってますけど、企画書を書くことでバラバラの考えもまとまるし、僕にとって勉強になる。楽しいし苦でもなんでもない」と充実感をにじませた。

会社を立ち上げたことで大変さと喜びの両方を味わい「良かったと思う」と語ったが、一方で「会社を立ち上げたことがゴールではなく、会社としていろんな企業とタッグを組んで、本気で会社を作ったと思ってくれることが大切だと思う」と先を見据えた。

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