長崎県が食料品製造業者募集 最大200万円補助 付加価値向上を支援

 長崎県は食料品の付加価値向上を目指す「県フード・バリューアップ事業計画」に取り組む県内の食料品製造業者を募集している。認定されれば、商品開発や販路開拓、設備導入に必要な経費の半額以内(上限200万円)の補助を受けられる。5月14日まで。
 県内に主な生産拠点があり、製造にかかる売上高または生産額がおおむね1億~5億円の企業が対象。ギフト用品、業務用品、日用品など新たな市場を開拓し、5年間で付加価値額が20%以上増加する計画を認定する。
 本年度からデジタルトランスフォーメーション(DX)特別枠を新設。在庫をリアルタイムで管理するシステム開発などデジタル技術を活用した取り組みに、経費の3分の2以内(上限200万円)を補助する。
 申し込みは県企業振興課に相談後、ホームページから所定の様式で事業計画書などを作成して郵送。問い合わせは同課(電095.895.2637)。

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