やっぱり日本はゲーム大国!? グローバルVTuberトップ10に日本人7名がランクイン!

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新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要でゲーム配信が活性化し、今や1つのジャンルとして確立している。近年ではタレントや芸能人もこぞってゲーム配信を行い、人気のコンテンツとなっている。

このような状況の中、スペインの調査企業Stream Hatchetが2021年Q1(四半期)におけるゲーム配信のデータを公開した。このデータによると、日本のVTuberの躍進が見て取れる。

Stream Hatchetのデータによると、ゲーム配信の視聴者/日は21年に入ってからも依然として伸び続けており、20年比で80%増、19年比では139%増にもなっているという。

上記グラフの最初の山(1)は、『Rust』によるもの。Rustは最大100人のプレイヤーたちがある島で対サバイバルを繰り広げるゲームだ。有名ストリーマーたちがこぞって配信をした結果、この山ができたようだ。

(2)は1月24日のもので、『モバイル・レジェンド: Bang Bang』の世界大会決勝が行われたためだ。日本では「モバレジェ」の略称で知られているこのゲームは、『League of Legends』と同じMOBAジャンルのゲームで、競技性の高さからeスポーツタイトルとしても知られている。

グローバルでのダウンロード数が10億回を超えている本作の日本語版では、釘宮理恵や花澤香菜をCVに起用しており、ローカライズも抜かりない。

今回公開されたStream Hatchetのデータで注目したいのは、「女性ゲームインフルエンサー」のランキングだ。グローバルランキングのトップ5内に日本の「兎田ぺこら」が入っている。

永遠の111歳と称する兎田ぺこらは、ホロライブプロダクション所属のVTuber。2019年7月にホロライブ3期生「ホロライブファンタジー」としてデビューし、2019年12月にYouTubeチャンネル登録者数10万人を達成、2020年12月には100万人突破という日本を代表するVTuberの1人だ。

VTuberとは、配信者がアバターを使って行う「Virtual YouTuber」のこと。アニメタッチのアバターが特に日本で受け入れられ、今や1つの文化として根付いている。数値的にはナンバー1のValkyraeとは2倍近い開きがあるものの(彼女はVTuberではない)、兎田ぺこらはVTuberとしてはトップクラスといっていいだろう。

では、VTuberに絞ったときにどうなんだと思うだろう。Stream Hatchetでは、このVTuberのランキングも公開している。もちろん、兎田ぺこらはトップに君臨している。

今回公開されたトップ10では、人気FPS『Apex Legends』での配信が人気を獲得している渋谷ハル、にじさんじ所属ライバーの叶、ホロライブ所属のエリート巫女アイドル さくらみこなどが名を連ねている。

しかも、日本のVTuberがトップ10中7名を占め、グローバルで見ても日本が独走状態の結果だ。実際、彼らの配信を見ると視聴者の熱狂度はかなり高い。スパチャ(スーパーチャット)と呼ばれる投げ銭が乱舞する驚異の世界が繰り広がられている。

また、グローバルでは「ゲーム配信=Twitch」という図式が一般的だが、VTuberに限ってはYouTubeが圧倒的に優勢。日本でのゲーム配信主戦場は、YouTubeが強いといった印象だ。

ゲーム配信というと、本田翼や後藤真希の『モンスターハンター』、狩野英孝の『バイオハザード』などを思い浮かべる方が多いと思うが、このVTuberの躍進には目覚ましいものがある。しかも、日本発のVTuberがこれだけ活躍しているのは、データで見て改めて驚きだ。

学生が将来なりたい職業に「YouTuber」が挙がることは珍しくなくなってきたが、今後は「VTuber」になっていく可能性すらありそうだ。