ノラ・ジョーンズがドン・ウォズとの対談映像公開、「ドント・ノー・ホワイ」への思いを語る

© Vivian Wang

ノラ・ジョーンズが、2002年にデビューをして以来初めてとなるライヴ・アルバム『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』を本日4月16日にリリース。あわせて、YouTubeでドン・ウォズとの対談映像を公開した。

Youtube:ファースト・ルック by ブルーノート・レコード:ノラ・ジョーンズ『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』(日本語字幕)

今回公開になった対談は、ブルーノートによるインタビュー・シリーズ「ファースト・ルック」の一環で、ブルーノートの社長を務めるドン・ウォズがアルバムをリリースするアーティストの作品への思いをインタビュー形式で紐解くというもの。

コロナ渦でアーティストを身近に感じることができなくなったことから、アーティストと一緒に音楽を聴く時間を設けようとオンライン・インタビュー企画としてスタートし、これまでロバート・グラスパー率いるR+R=NOWなど、多くのジャズ・アーティスト達が登場しており、ノラ・ジョーンズは満を持しての登場となった。

『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』には2017年から2019年の間に開催されたコンサートの中からノラ本人が特に「お気に入り」というトリオでのパフォーマンスが中心に収録されており、アメリカ、フランス、イタリア、ブラジル、アルゼンチンなど、世界各国での演奏がピックアップされている。

「ドント・ノー・ホワイ」、「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」など、彼女の代表作として知られるデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ(原題:Come Away With Me)』に収録された楽曲から、2019年にリリースされたコンセプト・アルバム『ビギン・アゲイン』に収録の「ビギン・アゲイン」、「フリップサイド」まで、リリース年代に留まらず幅広いラインナップが揃えられ、まさにベスト盤といった内容に仕上がっている。

ジャズ界を代表する2人の対談とあって、見どころはたくさんあるが、対談の中ではドン・ウォズがその豊かな収録曲に触れ「最初のヒット・シングル『ドント・ノー・ホワイ』も入っているね。この曲をライヴで演奏した回数は、おそらく1000回以上になるだろう」とノラ本人に語り掛ける場面も。

また、サウンドガーデンやオーディオスレイヴといったマルチプラチナ・バンドの支えたヴォーカリスト、クリス・コーネルへと捧げた「ブラック・ホール・サン」をライヴで披露するに至った裏話などにも言及し、「ドント・ノー・ホワイ」をはじめ、ノラ・ジョーンズがこれまでの名曲への思いを明かす大変貴重な映像となっている。

■リリース情報

ノラ・ジョーンズ

『ティル・ウィー・ミート・アゲイン ~ベスト・ライヴ・ヒット』

発売中

価格:¥2,860 (税込) 

品番:UCCQ-1139(SHM-CD)

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