大麻所持で逮捕の「舐達磨」メンバー ライブで堂々キメていた! 関係者「驚きない」

大麻犯罪が横行している

自宅で大麻などを所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は16日までに、人気ヒップホップグループ「舐達磨(なめだるま)」の「G―PLANT」こと本多勇翔容疑者(32)、「DELTA9KID」こと広井大輔容疑者(31)を含む男女9人を逮捕した。

組対5課によると、ほか7人はいずれも本多容疑者の交際相手や知人で、一部は密売目的で所持したりしていた疑いもあるとみて調べている。

本多容疑者の逮捕容疑は今年4月に熊谷市の自宅で大麻片など計約8・4グラムを所持した疑い。広井容疑者の逮捕容疑は昨年9月、同市内のビルで大麻片約0・01グラムを所持した疑い。

同グループは埼玉県熊谷市をレぺゼン(代表する、大事に思う)する人気グループ。昔かたぎの〝古き良きヒップホップ〟を表現するグループとして、若者はもちろん、業界関係者も一目置いていたとという。

舐達磨が人気なのは、ストリートからのし上がった体験談をそのまま表現したり、「ガンジャチューン」と呼ばれる、大麻をテーマにした歌が「本物だった」(前出関係者)からなのだという。ミュージックビデオなども大麻が合法化されているオランダ・アムステルダムなどで撮影したものもある。

同グループにとって大麻は〝日常〟。それだけにライブなども、激しかった。

「ステージ上で平気で吸ったりして、目がフクロウのように血走り、キマった状態でライブしていた。むしろ、いままで逮捕されなかったのが不思議なぐらいだった。今回捕まったが、本人たちも驚きはないんじゃないか」(前同)

現代ではネットで世界中の情報が見れる。大麻を紹介する動画もたくさんあるだけに、青少年への影響が心配されている。

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