広島・菊池涼介内野手(31)が通算100号となる先頭打者アーチを放ち、ついにチームの連続イニング無得点を「31」でストップさせた。
16日の中日戦(バンテリン)に「1番・二塁」で先発出場。初回に相手先発の松葉のど真ん中の変化球を強振すると、打球は左翼席へ突き刺さる5号ソロとなった。
前日15日の阪神戦(甲子園)では4打数無安打に終わり、開幕から連続安打は16試合でストップ。しかし、気持ちも新たにこの日はいきなり第1打席で快音を響かせて「打ったのはスライダー。良い先制点になって良かったです」と納得の表情を浮かべる。
チームは10日の巨人戦(マツダ)で4回に2得点を挙げて以降は、6年ぶりの屈辱となる3試合連続無得点での完封負け。それだけにチームの長いトンネル脱出に菊池涼がバットで大貢献した。