コロナ禍の高校生・大学生1000人にプログラミング教育を無償提供

プログラミングスクール「CODEGYM ISA」を運営する株式会社LABOTは、大手IT企業らの協賛・支援を受け、コロナ禍にある高校生・大学生ら1000人にオンラインのプログラミング教育を無償提供する「CODEGYM Academy」を開講することを発表した。

「CODEGYM Academy」では、2021年4月14日、全国100名の学生を対象に「コロナ禍の1年間」に関するアンケート調査を実施。調査では、「オンライン授業がほとんどで今まで何のために大学に通っていたのか分からなくなりました。このまま大学に通うことは正解なのか何度も考えさせられた期間になりました」などオンライン授業、大学の意義について見つめ直す学生や、「2020年の1月に第一志望の海外大学に入学しましたが、同年3月に新型コロナウイルスの影響により、緊急帰国し、一年間オンライン授業を続けています」、「将来はホテルマンになるために学習していました。就活は最悪な状況で新卒を受け入れないどころか社員をカットというところまできてしまいました」「コロナの影響でバイト先のシフトが減り、今まで通り東京に住み続けることが難しくなり実家に戻ることを余儀なくされました」など、留学の中断やキャンセル、進路設計の変更を余儀なくされた学生の声が集まった。

中には、「金銭面と大学に掛ける時間が勿体無いと思い、大学を辞めて、アルバイトをせず、自分の好きな勉強に1日中打ち込もうと考え、大学を辞めることにしました」「大学の授業がオンライン中心となり、大学の友達と会えなかったり、授業もただ聞いて課題をこなして単位を取るだけという現状を大学生の友達から聞いて、多くのお金をかけて今行く必要はあるのかと疑問に思ったため、今年は大学に行くのをやめることになりました」など実際に中退した学生の回答もあったという。

このような進路に悩むコロナ禍の学生を支援するため、「CODEGYM Academy」は、GMOインターネット株式会社、株式会社スマレジを筆頭に、Google、LINE、サイバーエージェントなど大手IT企業らの協賛・支援を受け開校。全国の高校生、大学生ら1000人に、2021年5月15日(土)から6ヶ月間、毎週土曜日に講座を開講するほか、合計600時間のプログラミング学習を通じたキャリア支援を行う。

「CODEGYM Academy」入校までの流れは、4月23日(金)にエントリーを締め切り、4月25日(日)にWebテスト(適性検査)をオンラインで実施。書類選考・Webテストの結果を踏まえ、 メールにて受験者全員に合否通知する。現在、入学希望者向け説明会を以下の日程で実施している。

<入学希望者向け説明会>

4月15日 (木) 20:00~22:00

4月17日 (土) 9:30~11:30

4月18日 (日) 17:00~19:00

4月20日 (火) 8:00~10:00

4月22日 (木) 20:00~22:00

参考:【株式会社LABOT】CODDGYM Academy

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