7月に独体操合宿 予定通り受け入れへ準備 上越市

 新型コロナウイルスの感染防止のため、県内自治体でも東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿が中止となるなど影響が広がる中、上越市で7月に予定されているドイツ体操チームの事前合宿は予定通り受け入れる方向で準備が進められている。

 市オリンピック・パラリンピック推進室によると、体操、トランポリン、新体操の3種目で、五輪の競技日程が異なるため、合宿もそれぞれずれて大潟区の上越体操場ジムリーナで行われる予定。国から示される合宿運営の対策マニュアルに沿って準備している。予算案では受け入れ人数を32人とし、4533万円を盛っている。

 5月にドイツ体操連盟の視察も予定されていたが、来日目的の大会が中止となったため、こちらの実施は難しい見通し。

 また、11月にはドイツの18歳以下柔道チームの合宿受け入れを予定している。

ドイツ体操チームの合宿練習の会場となる大潟区九戸浜のジムリーナ(昨年11月、県体操競技ジュニア新人大会から)

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