男子テニスの「バルセロナ・オープン」（１９日開幕、スペイン）は１７日、組み合わせを発表した。世界ランキング３９位・錦織圭（３１＝日清食品）の１回戦の相手は同４８位のギド・ペラ（３０＝アルゼンチン）に決定。両者は初対戦となる。
錦織の実戦は先月のマイアミ・オープン３回戦敗退以来、約半月ぶり。今大会はクレー（赤土）コートの今季初戦となる。サーフェス別の勝率はクレーが最も高く約６９％だ。昨年、長期離脱から復帰した際にも「クレーは好き。ハードより時間があって様々なショットを打てるので楽しい」と語っていたように、多彩な戦術を有する錦織が持ち味を存分に発揮できるコートと言える。
とはいえ、１年ぶり復帰戦となった昨年９月の「ジェネラリー・オープン」（オーストリア）、１９年４月のモンテカルロ・マスターズ（モナコ）と２年連続でクレー初戦は黒星。完全復活を目指す今季はどんな試合を見せてくれるか。
