〝恐怖の8番〟ソフトバンク松田が大暴れ! チーム2位の12打点 得点圏での高打率が光る

「熱男~!」2ランホーマーを放った松田

ソフトバンクが17日の西武戦(メットライフ)に7―1で快勝。対西武5戦目にして今季初白星を挙げ、1日で首位を奪い返した。

チームを勝利に導いたのが松田宣浩内野手(37)のバットだった。2回、二死二塁の場面で左腕・浜屋から中前へ先制タイムリー。さらに4回の第2打席では追い込まれてからの3球目の直球を捉えた。「『コンパクトマックス』でいきました」。貴重な追加点となる2号2ランを左翼席に運び熱男ポーズを決めた。

ここまで20試合のうち16試合で8番スタメン出場。チーム2位の12打点を叩き出している。まさに〝恐怖の8番打者〟としてポイントゲッターになっている。松田も「いい打者が前にいる。ランナーがいるのでヒットを打てば点が入る。そういうポジションを全うしたいと思うので、下位バッターとしてはすごくやりがいを感じる」と受け止めている。

現在の打率は2割7分5厘。チャンスに強く得点圏打率になると3割8分9厘(18打数7安打)にはね上がる。試合後は「昨日負けているので今日が大事だった。このカードで勝ち越せるように明日頑張ります」と力を込めた。

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