数は少なくてもOK!朝ごはんに長く使える「食器選び」のポイントとは

おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。

4月は新年度のはじまり。春から新生活をはじめた方も多いと思います。おうちで過ごす時間が増えている今、せっかくならお気にりのものを揃えて、できるだけ居心地良く過ごしたいですよね。

そこで今日は、新生活の時期に合わせて朝ごはんに揃えておきたい器の選び方と使い回し術をご紹介したいとおもいます。

食器選びのポイントは「2つ以上の用途」がイメージできること

私は職業柄、日々たくさんの食器に触れています。個人的にも器は大好き!ですが、都心の狭い家でたくさんの食器を持つことは現実的でなく、また、たくさんあっても持っているだけで、結局はあまり出番のない食器というのも出てきてしまいます。

以前もこのブログでお話ししましたが、食器を選ぶポイントは、器を見た時に、2つ以上の利用シーンが思い浮かぶかどうかです。

見た目のデザイン性も大事ですが、日々の暮らしに馴染むものは、機能美を重視したほうが結果的にも長く使え、お得にもなります。

例えば、サラダボウル。サラダに使うのはもちろんですが、あるときにはスープを、あるときはグラノーラを入れてみたり…実はサラダ以外の用途もたくさん考えられますよ。
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あらゆる料理に合うのは「シンプルでマットな質感」の器

また、朝ごはんにサラダ、オムレツ、パンを食べる日もあれば、ご飯とお味噌汁、煮物や焼き魚といった和朝食を食べる日もありますよね。

器自体が、和食器独特の風合いが強いものや、昔ながらの磁器の洋食器など、いかにも和食、いかにも洋食、という雰囲気が強い器は、ビギナーの方にはあまりおすすめしません。

それよりも、どんなジャンルの料理でも、また、食事だけでなくケーキやクッキーなどをのせても違和感のない、のせる(入れる)ものを幅広く受け入れてくれる器が、最初は使いやすいとおもいます。

器自体に柄や飾りがついていたり、独特の形状のものよりは、無地で飾りがなく、シンプルな丸皿が一番おすすめ。

このとき一つだけ注意してほしいのが、器の質感です。器をライトの下においたとき、テカっと光る光沢感のあるものより、マットな質感の素材のほうが、オールマイティに使いこなせる確率が高くなります◎

また、料理を美味しく魅せる色はやはり「白」。万能な器を選ぶときは、白をベースに、ベージュやグレーなどを揃えると料理が引き立ち、そして使いやすいですよ。

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いかがでしたか?

この時期は、新生活用に新しく食器を買い換える方も多いと思います。

食器は単に数が多ければいいというわけではなく、自身のライフスタイルや食生活にあわせて、どんなシーンでも使いまわせるものを選ぶのがおすすめ。

具体的には「1つの器で2パターン以上の使い方ができるもの」、そして、「料理のジャンルを超えて使えるもの」なら、くらしに馴染み、長く使えるお気に入りの器になるとおもいます。

お買い物をする時、ぜひ参考にしてくださいね。

フードスタイリスト 河合 真由子

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