レスリングのアジア選手権5日目(17日、カザフスタン)、男子フリー65キロ級で、東京五輪代表で2018年の世界王者・乙黒拓斗(22=自衛隊)が優勝。2連覇を達成した。
決勝はライバルのインド選手が負傷棄権。準決勝までの2試合はウズベキスタン選手にテクニカルフォール、イラン選手に8―2といずれも強豪を圧倒し、変わらぬ強さを発揮した。
「自分が1年間やってきた技やモチベーションが出せた。1年間やってきたことは無駄じゃなかったなと感じた」と手ごたえを感じた乙黒。「まだ修正できるところがある。東京五輪に向け、全力でやっていきたい」と意気込んだ。