“分身の術”はジャニーズ事務所の伝統芸!?

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ジャニーズのKing&Princeの新曲「Beating Hearts」のミュージックビデオが、所属レコード会社のユニバーサルミュージックの公式ホームページで公開された。キンプリ初の全編フルCG作品となっているのだが、この出来栄えにファンからは賛否の声が上がっている。

今回の楽曲はキンプリがCMキャラクターを務める「ぷっちょ」のCMソングに起用されており、ダンサブルなナンバーだ。公開されたミュージックビデオでは60台以上のカメラが被写体を360度取り囲み、一斉に撮影する最先端の技術を使用。その中でキンプリのメンバーがキレキレのダンスを見せている。

ただ、このミュージックビデオに賛否が沸き起こっているのだ。ある芸能関係者は「平野紫耀のアップからスタートして、5人が歌いながらダンスをするという映像になっていくんですが、いきなり5人の姿が渦のように舞い上がったと思ったら、今度は“分身の術”のようにメンバーが増殖していったりする演出もあった。CGを駆使した結果なんでしょうが、もっと純粋にメンバーの表情やダンスを見たいと思ったファンが多かったようで、SNSなどでは『こんなことしなくていいのに』『むごい』など、あまり評価されていないようです」。

それでも、ジャニーズのミュージックビデオではメンバーが“分身の術”を使うというのはある意味、伝統芸なところもあるようだ。「実は2015年に発売されたV6の『Timeless』というミュージックビデオではメンバーが増殖してたりするんです。ほかにもテレビ演出などでもメンバーが急に増殖する演出を見せたりする。意外とジャニーズは増殖が好きなようで王道みたいなものなのでしょう」と同関係者。

キンプリも同じ道を歩んだに過ぎないということのようだが、どこまで売り上げが伸ばせるか。

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