里崎智也氏、高校野球“1週間500球”に異論「めちゃくちゃ不平等」

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元千葉ロッテでプロ野球解説者の里崎智也氏が14日、公式YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で、動画「あの件について、皆さんはどう思いますか?」を公開。「炎上するかもしれない」と前置きしながら、高校野球の球数制限について異論を唱えた。

「1週間500球」という投手の球数制限が初めて適用された今年の春センバツ。「そもそも僕は、球数制限なんていらんやん論者です。私たちはゴリゴリやりますっていうチームと、私たちは球数制限してゆっくりやりますって、それを判断して選んでいけばいいんじゃないの?」という持論を展開した里崎氏は、「めちゃくちゃ不平等なんですよ」と真っ向から批判。1回戦の日程が遅くなるほど、球数制限を受ける可能性が高くなるため、「トーナメントのくじ運で、不平等さがあり得過ぎる」「1回戦の1日目と最後だと、この不平等さってすごくない?」と怒りを込めた。

「優秀なピッチャーが1人しかいなくて、投げれなくて敗退する。みんな甲子園を目指して頑張ってるなかで、全力を出して負けたんだったら納得いくけど、それで負けるのはちょっと切ないというか」と、心境を吐露した里崎氏。「そもそも1週間500球いかないような日程にすればいいんちゃう?1週間に2試合しかなかったら、500球は絶対にいかない。不平等さもないじゃん。余裕をもってやっていくと、エースが投げれないっていうことが明らかに減るじゃん」と、余裕をもった大会スケジュールであれば球数制限は必要ないと言い、「あー! もう反対!」と声を振り絞った。

さらに、「ピッチャーを多く作らなきゃいけないから、私立とかお金がある学校が青田買いで人を集めまくる」「そうなると、公立に人が集まらなくて勝てなくなる」といった懸念も。投手のケガ予防のために採用された球数制限だが、「大人がやるべきことは、子供たちの未来を明るくするために、色んな選択肢を与えてやるのが一番いいと思う。何かに不平等が起きるのが一番ダメ。球数制限のおかげで、成長できるところをできなくなった、アピールできるところをできなくなった。それで未来をつぶしてる可能性も十分ある。そういうのを考えた方がいい」と強い口調で語った。

「1週間500球」という球数制限をなくして、スケジュールに余裕のある日程で大会を開催することを提案した里崎氏。視聴者からは、「おっしゃる通りだと思います!」「シンプルかつベストの正解」「筋が通り過ぎて納得しかなかった」「ぐうの音も出ないくらいのド正論」といった賛同のコメントが集まっているほか、高校球児の気持ちに寄り添った考えに、「ルール決める人より、子供の事を考えてるように感じる」といった声も寄せられている。