赤旗を挟む波乱のレースをフェルスタッペンが制す。角田裕毅はミスが響き入賞ならず【決勝レポート/F1第2戦】

 4月18日現地時間午後3時、第2戦エミリア・ロマーニャGPの決勝が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初優勝を飾った。

 ピットレーンオープンの10分ほど前に雨が降り始め、各車はウエットタイヤまたはインターミディエイトタイヤでレコノサンスラップへ。特にセクター1の雨量が多く、セクター3は雨量が少ないという、コース内でも場所によって雨量・水量が異なる難しいコンディションでのスターティンググリッドへの走行となった。

 インターミディエイトを履いたフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はトサでリヤがスナップして止まりきれずコースオフしフロントウイングを壊すものの、自力で脱出してピットへと戻った。バルテリ・ボッタス(メルセデス)は左リヤタイヤのパンクに見舞われるがこちらも大きな問題には至らずグリッドへと辿り着いた。

2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)はグリッドに向かう最中にコースオフを喫し、フロントウイングにダメージを負った
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP スタートシーン
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP ミディアムタイヤを装着したセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP ターン7で止まりきれずにコースオフしたルイス・ハミルトン(メルセデス)
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP クラッシュしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)のマシン。奥にはジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシンも
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGP リスタートでスピンを喫した角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

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