「ユナイテッドとリヴァプールが一番クソ!スーパーリーグ構想は犯罪」ネヴィル兄が激怒

レアル・マドリーやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドにリヴァプール、ユヴェントス、ミランなどが秘密裏に進めてきたスーパーリーグ構想。

その動きに各方面から批判が寄せられている。UEFAはプレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAらとの連名で反対声明を発表。

数クラブによる私利私欲に基づくプロジェクトだと批判しつつ、実現を阻止するために法的、スポーツ的に可能な全ての対策を検討するとした。また、スーパーリーグに参加した場合、そのクラブの所属選手は代表戦に出場できないとも警告している。

かつてユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFギャリー・ネヴィルも『Sky Sports』で怒りをぶちまけた。

ギャリー・ネヴィル

「(スーパーリーグ構想に対する)反応は酷評されているということ。そして、それは当然のことだ。

私はマンチェスター・ユナイテッドのファンだし、人生40年間においてそうだった。だが、胸糞悪い、本当に胸糞が悪い。

マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールが一番ムカつく。

リヴァプールは民衆のクラブだと言ってきた、“You'll Never Walk Alone”、ファンのクラブだと。

マンチェスター・ユナイテッドは100年間、地元の労働者たちから生まれたものだった。

絶対的な恥辱だ。リーグトップにあるクラブたちからこの国の力を奪い返さなければいけない。そこには私のクラブも含まれる。

実現を阻止するためのチェックアンドバランスをする規制当局のための別グループの一員として、私は12か月に渡って話し合ってきた。

これは単なる強欲だ。彼らはペテン師だ」

「これらのクラブのオーナー、リヴァプールのオーナー、マンチェスター・シティのオーナー、チェルシーのオーナー、彼らはこの国のサッカーと全く関係がない。

この国には100年ものサッカーがあり、クラブを愛してきたファンたちがいる。

私はサッカーから多大な恩恵を受けた。サッカーで金を得たし、サッカークラブに投資した。サッカー界の金には反対しない。

だが、公正な競争における原則と精神、そして、試合をプレーする権利がある。だから、リーグ優勝したレスターはチャンピオンズリーグに出場した。

完全な嘘っぱちだ。独立した規制当局がこれらのクラブたちに権力基盤を持たせるのを阻止させる時が来た。いい加減にしろよ。

犯罪だ。この国のサッカーファンに対する犯罪行為だ。

(サッカーは)間違いなく世界最大のスポーツであり、この国最大のスポーツだ。これはファンに対する犯罪行為だ。

勝点を剥奪し、金を減額し、彼らを罰しろ。

彼らにはこの国とこのリーグへの忠誠などない。うんざりする。

この話題と発表を聞いて、この国ではらわたが煮えくり返らないファンなどいない。

本当に恥ずべきことだ。絶対に実現しない。彼らを離脱させろ。いや、今すぐ処罰しろ。罰しろ。

リヴァプールフットボールクラブよ、マジなのか?

私と彼らは全くいい関係にはない。私も好きではないし、彼らも私が好きではない。

だが、いつも思っていたのは、彼らは正直で誠実であり、人々と自らに気を配ってきたということだった。それらは消え去った」

ユナイテッドもリヴァプールもかつての姿を忘れてしまったと酷評していたのだ。

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また、スーパーリーグ構想はファンに対する冒涜的行為だとも考えているようだ。

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